別府市の取り組み★主催者メッセージ
  メ ッ セ ー ジ

 

 私たちは、ハンセン病回復者の方がたとの交流を通して差別の厚い壁を知りました。回復者のみなさんは差別や偏見のために、今もふるさとの地を踏むことをためらい、両親の墓参りさえできない状況にあります。しかも、この状況は2001年5月の熊本地裁の画期的な勝利判決以降も、変わってはいない現実があります。私たちは、回復者の方がたを暖かく迎え入れる土壌をこの別府にと思い、その活動の一つとして宮里新一さんのコンサートをこの別府の地で開催しようとしました。

 今年もまた、昨年に引き続き『新ちゃんinべっぷ「お帰りなさい」コンサート』が、たくさんの方々のご協力により、このように開催できることに対して心より感謝します。7月2日には、ハンセン病療養所入所者の子どもに対する就学拒否というあってはならない事件を鋭く告発した映画「あつい壁」の上映会を、制作者である中山節夫監督を招いて開催します。また、7月5〜7日まで別府市役所にて「ハンセン病人権啓発パネル展」を行います。さらに5〜7日には、上人小学校、別府溝部学園短期大学、大平山小学校において多くの児童、学生、職員、保護者のみなさんと交流の場を設ける予定です。
 回復者のみなさんの想いを、直接出会うことでしっかり受け止め、正しい理解をさらに深めていただきたいと願っています。

 私たちは「湯の街べっぷをハンセン病回復者にとって第二のふるさとへ」実行委員会を中心に「お帰りなさい」と温かく迎えたいという思いをさらに広げようと、今年はコンサートと共に「湯の街べっぷを第二のふるさとへ」シンポジウムも開催します。
 シンポジウム・コンサートをきっかけに、さらに支援の輪が広がり、ハンセン病問題に限らずあらゆる差別をなくし、すべての人にとって温かな街づくりが進んでほしいと思います。そのために、みなさん方の「自分にできることは何だろう」「できることをやろう」という思いが少しでも広がることを切に願います。
 コンサート&シンポジウムへの多数のご参加をお待ちしています。
          2005年6月23日   
                  主催者一同


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