私は新声会合唱団という、社会人のアマチュアの合唱団の一員です。
このたび、第43回目の演奏会にて、新声会にとって特別に思い入れのある元ハンセン病患者で詩人の塔和子さんの詩集に、当団の主宰者・柳川直則が作曲した混声合唱組曲 「日常」を初演する運びとなり、ハンセン病にご理解ある皆様にも聴いていただけないかとご案内させていただきたく、お便りを出させて頂きました。
新声会合唱団では、1990年にも塔さんの詩集に、同じく柳川直則が曲をつけた混声合唱組曲「人の林で」を演奏しています。その縁で、2002年に高松市で開催された香川県芸術祭「新詩国物語」で塔さんの特集をする事になり、「人の林で」「めざめた薔薇」の演奏に賛助出演しました。その際に初めて塔さんにお会いする事ができ大変感激致しました。 このときの様子は四国の新聞各紙に掲載され、また宮崎信恵氏の監督によるドキュメンタリー映画「風の舞」でも取り上げられました。その後、青松園にも03年と05年に訪問し、「人の林」の全曲を塔さんや他の入所者のみなさんにも聞いていただく事ができました。 05年4月には、今回演奏します「日常」の一部も聞いていただきました。
今回演奏します「日常」は療養所の過酷な生活のなかで生まれたとは思えない温かな夫婦の「日常」を描いたものです。塔さんのうたを、より多くの方に御伝えしたく一生懸命歌います。ひとりでも多くの方にご来場いただき、塔さんの詩を聴いて頂ければ嬉しい限りです。
記
日時 2006年3月18日(土) 午後 5時30分開場 6時00分開演
場所 横浜みなとみらいホール小ホール
全席自由 ¥1,200
混声合唱組曲「日常」塔和子作詞/柳川直則作曲
ネーニエ/ブラームス/混声合唱組曲「水のいのち」 高田三郎 他
